小説

85.シーズン2最終回

万由のバイクは、夜の道を疾走する。閉鎖病棟の外観が近づく。建物は高く、コンクリートの壁を淡く照らしている。万由はバイクを建物の陰に停め、ヘルメットを脱いだ。涙はまだ完全には乾いていなかったが、目は鋭かった。通気口の位置を確認する。外壁に沿っ...
小説

84.失望の先

万由はスマホで救急車を呼びながら、れいの肩を支えた。カメラはまだ回っていたが、彼女はそれを気に留めなかった。ただ、目の前のれいを病院へ送り届けることだけを考えていた。救急車が到着し、れいがストレッチャーに乗せられる。万由は彼女の手を軽く握っ...
小説

83.バレ

移民の一人が、大きな刃を彼女の太ももの根元に近づけたまま、笑っている。れいの目から、さらに涙が溢れた。声にならない「やめて」が、喉の奥で潰れる。彼女は、ただ震えていた。その瞬間——「やめろー!」ドアが勢いよく開き、万由が飛び込んできた。ショ...
小説

82.移民流

店舗Cのルームは、異国語の笑い声で満たされていた。移民の男たちは、ベッドの上で縮こまるれいを囲みながら、低く何かを話し、時折下品に笑った。意味はわからない。ただ、その笑い方が、獲物を前にした獣のそれに近かった。れいの身体はすでに全裸にされ、...
小説

81. 移民軍団の手

店舗Cのエキゾチカは、店舗A・Bとは明らかに空気が違う。壁に貼られたポスターは異国語だらけ。れいはマッサージベッドに寝そべりながら、カメラに向かってアイドルらしい笑顔を浮かべる。「みなさん、こんばんは! シークレット・パレットのれいです♪今...
小説

80.階段の鉄槌 ~マユの正義、無差別制裁~

エキゾチカ店舗Bのビルは、外から見ても廃墟同然だった。コンクリート剥がれ、窓ガラス割れ、看板すら傾いている。万由マユはバイクを停め、ヘルメットを脱ぎながら呟く。「こんなところにマッサージ店舗……? 絶対怪しい。」ビル内に入ると、すぐにサイレ...
小説

【涼香】79. もも崩壊

エキゾチカ店舗B。剥ぎ取られた布が床に落ち、カメラの赤いランプが無慈悲に点滅する。ももは両手で顔を覆った。裸ではなく、顔を隠したくなった。自分の髪が肩に乱れ、瞳が指の隙間から覗く。その顔と、自分の全裸が同じ画面に映るという事実が、胸を抉る。...
小説

【涼香】78. 店舗Bの暴走、ファッカーズの餌食

エキゾチカ店舗Bの薄暗い部屋は、荒々しい空気で満たされる。反社風のスキンヘッドの男が、スマホを耳に秋山の電話に応じる。「おう、秋山さん。」秋山の声が響く。「お前らの出番だ! ファッカーズの刺激的なマッサージで、アイドルの理性を狂わせろ! 配...
小説

【涼香】77. 涙の果て

エキゾチカ店舗Aのマッサージルームは、アロマの霧とカメラの熱で煮えたぎる。シークレット・パレットのるいは、全裸でベッドに横たわる。スカイブルーのビキニパンツが強引に剥ぎ取られ、薄く中途半端に伸びた陰毛が、彼女にとって完全に不測の事態であった...
小説

【涼香】76.るいの剥ぎ取られる純真

エキゾチカ店舗Aのマッサージルームは、アロマの霧とカメラの熱で煮えたぎる。シークレット・パレットのるいは、仰向けのベッドに横たわり、乳房が揺れている。白く輝く肌と小さな乳首が、照明に晒され、配信され、コメント欄が過熱中。マッサージ師が交代し...