丸椅子に腰掛けた涼香は、羞恥に耐えながらも医師を待っていた。
やがて、ドアが静かに開き、白髪の医者が現れた。涼香は反射的に
「お、お願いします…」と小さな声で挨拶する。

医者は無表情で近づき、
「診察をするので手を下ろしてください」と淡々と指示した。
彼女はパンツ1枚の姿で胸を両手で覆い、「え…?でも…」と抵抗するが、
「検診だから仕方ない」と自分に言い聞かせ、震える手でゆっくり手を下ろした。
胸が露わになり、冷たい空気に触れた瞬間、心臓がドキドキと高鳴り、顔が熱くなる。
医者は古い聴診器を取り出し、触診を始めた。
まず、彼女の肩や背中を冷たい手で軽く押さえ、緊張でガチガチの筋肉を確かめる。
そして、ゆっくりと手が胸元に近づき、乳の周りを何度も触り始めた。

指先が皮膚に触れるたび、涼香の身体はビクンと反応し、「んっ…!」と小さく声が漏れる。
医者は無言で、機械的に乳を軽く揉むように押さえ、形や硬さを確認する。
涼香の心はパニックに陥り、「こんなところで…感じてしまったらどうしよう…」と恐怖が広がった。
コメ風呂でのトラウマがフラッシュバックし、羞恥で頭が真っ白になる。
「触らないで…」と心の中で叫ぶが、声に出せず、ただ唇を噛んで耐える。
胸が医者の手で何度も押され、敏感な部分に触れるたび、彼女の顔は真っ赤になり、汗が額に滲む。
「恥ずかしい…」と涙がこぼれそうになり、目をぎゅっと閉じた。

彼女の内面は羞恥と自己嫌悪で渦巻いていた。
限界を感じた彼女は、突然立ち上がり、「もういいです!」と声を張った。
だが、白髪の医者は無表情で「まだ終わっていない。検診はきちんと終えねばならん」と冷たく言い放つ。
涼香は驚きで身体が硬直し、「え、でも…!」と抗議するが、
医者の顔が彼女の胸元に近づき、涼香の胸を舐めた。

「え!?」
彼女の心はパニックに陥った。


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