【涼香】34.因縁の対決へ 「これは昭和の診察では当然のことだ。」

小説

医者は涼香の胸を押さえ、乳首を舐め続けた。意図せず身体が反応を始め、乳首が固くなる感覚が彼女を襲った。

「やめて…感じてしまう…!」と心の中で叫ぶが、身体は言うことを聞かず、熱い波が広がる。

医者の行為に涼香の顔は真っ赤になり、恥ずかしさで涙がこぼれた。

唇を噛んで耐える。敏感すぎる身体が裏切り、快感と羞恥が混じり合い、彼女の心は混乱した。

「やめて…お願い…」と小さく呟き、目をぎゅっと閉じる。ファンの「騙されていたぞ」という言葉が頭をよぎり、涼香は自分が利用されているだけなのかもしれないと恐怖した。医者の口が乳首を離れず、彼女の敏感な反応が続く中、涼香の心は羞恥と自己嫌悪で壊れそうだった。

突然、医者が口を開き、「これは昭和の診察では当然のことだ。昔はこうやって患者の状態を詳しく確認した」

その言葉に涼香は目を丸くし、「え…そんなはず…」と反論しようとするが、

医者再び胸を舐めまわす。

「レロレロレロレロ…….」

彼女は逃げ場がなく、ただ息を呑む。

「あっ…だ、だめ…!」

医者の不審な動きに、涼香の心は恐怖でいっぱいになった。

「こんなの…おかしい…」と頭の中で叫ぶが、敏感すぎる身体は意図せず反応し、熱い感覚が広がる。

「感じてしまう…やめて…」と心の中で必死に抵抗するが、米騒動のコメ風呂でのトラウマがフラッシュバックし、身体が言うことを聞かない。

顔は真っ赤になり、汗が額を伝い、「恥ずかしい…こんなところで…」と涙がこぼれた。

医者の口が胸を離れず、涼香の心は崩れそうだった。

ファンの「騙されていたぞ」というコメントが頭をよぎり、田中の策略やこの診察自体が利用されているだけなのかもしれないと恐怖した。彼女の瞳は潤んだ。

敏感な身体が反応してしまう自分に、涼香の羞恥は頂点に達した。

「はぁ…んんっ…!」

彼女の心は自己嫌悪と屈辱で埋め尽くされた。力尽きたように床に倒れ込み、冷たい床に頬を押し付ける。

医者への憎しみが胸を焼く。

「訴えたい・・・でも、証拠も、時間も・・・無い・・・・」

と呟き、涙が床に滴った。

米騒動で失った「いつもの白いごはん」のような安心感が、今も遠ざかり、彼女を孤独に突き放す。

それでも、彩乃との対決のため、撮影に向かわなければならない現実が彼女の心を縛る。

コメント

タイトルとURLをコピーしました