涼香の意識は、監禁病棟の冷たいベッドの上で揺れていた。
膝を抱え、涙が乾いた頬を伝う絶望の中、時間だけが無情に過ぎていく。
薄暗い部屋の小さな窓から差し込む光が、彼女の孤独を一層際立たせていた。これまでの屈辱が心に重くのしかかり、抜け出せない闇に閉ざされていた。
その時、部屋の隅に立つ監護士がゆっくりと近づいてきた。
独特な表情の顔が、薄い笑みを浮かべながらも冷ややかに彼女を見下ろす。
「お前は発狂していないようだから手錠は外してやる」
と低い声で告げ、手錠の鍵を手に持つ。
金属の音が響き、涼香の手首から冷たい拘束が外れた。
自由を取り戻したはずなのに、身体は依然として重く、希望は遠くに感じられた。
「スマホはないが、図書室はある。暇なら本があるから、見てきたらどうだ?」
と監護士が提案する。
涼香は顔を上げ、疑わしげな目で彼を見つめた。
「そんなことより、早くここを出たいんだけど…」
と切実な声が漏れる。
脱出への渇望が胸を焦がし、監禁の現実から逃れたい一心だった。
だが、監護士は首を振って冷たく言い放つ。
「お前の精神が安定したと判断されるまでは出られない。そして、昭和院長を殴っただろ。この先どうなるか、あの院長の意向が影響するだろう。お前が出たくても、すぐには出られない。」
その言葉が、涼香の心に重く突き刺さった。
昭和病棟での出来事が尾を引き、院長の影が彼女をさらに追い詰める。
涙がこみ上げ、喉が詰まるのを感じた。
「そんな…」と呟き、泣きそうになる自分を抑えるのに必死だった。
監禁病棟の壁に囲まれたこの場所で、選択肢は限られていた。
涼香は震える足で立ち上がり、監護士に促されるまま図書室へ向かった。

薄暗い廊下を進む間、消毒液の匂いと静寂が恐怖を増幅させる。
図書室のドアを開けると、本棚が並び、埃っぽい空気が漂っていた。
そこに目を引く一冊、「広告代理店の本性」が目に入った。
表紙の文字が妙に彼女の心を掴み、
「なにこれ?私の仕事にも関係しているかな。読んでみようかな」と呟く。
CM女王を目指した過去が頭をよぎり、好奇心が少しだけ湧き上がった。

「ねえ監護士、何冊かベッドに持っていっていいの?」と尋ねると、監護士は無表情で頷いた。
「いいぞ。」
その許可を得て、涼香は本を手に取る。
だが、その瞬間、「騙されているぞ」というファンのコメントが脳裏をよぎった。
あの言葉の意味が何だったのか、頭を悩ませる。
警察の「上級国民に対する正当防衛など、無い」という不条理な言葉と重なり、
「何かヒントが見つかるかな?」と本に期待が向けられた。
本当はスマホがあれば、ファンの声や情報が得られて心強いのに…
その不在が再び彼女を寂しさに苛んだ。
本棚を眺めると、他にも興味深いタイトルが並んでいた。
「番組制作会社の末路」「農政トライアングル」「上級国民」――どれも涼香の経験や社会の闇と繋がりそうな内容だ。
米騒動での無力感が、農政に関係する本に目を向けさせ、広告代理店の裏側を知りたい気持ちが別の本を手に取らせた。監護士が黙って見守る中、涼香は「いろいろあるなあ…」と呟きながら、本を数冊抱え、ベッドへと戻った。

ベッドに座り直し、選んだ本を広げる。
監護士の視線が背中に刺さり、自由ではない環境が彼女を再び不安にさせた。
だが、本のページをめくる手は止まらず、知的好奇心がわずかに希望の光となる。
涙は乾ききっていないが、涼香の心には、監禁の闇を切り開く何かを見つけたいという小さな決意が芽生え始めていた。
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一方、東京のスタジオではオーディションが進行中
田中「おいスタッフ!手伝ってあげて」
スタッフ「かしこまりました!」
田中の指示にスタッフ2人が即座に反応。紗良の両脇に立つ。
「ロック オン!」スタッフ2名は紗良のブラをひっぱった。

紗良「え?こんなに?」自分で引っ張った時よりも紗良のブラは上に強くひっぱられる。
紗良は驚きで目を見開き、どもりながら言った。
「ちょっと待って・・・怖い・・・・」
スタッフ2名がさらに声掛け
「ロック アウト!」引っ張る手が下に。
紗良の乳が露わになっていく。

「いやああ…..」紗良の緊張した声とともに、乳首がブラから零れ出た。
紗良の美しく白い胸を露わになった。大ぶりながらも、重力に逆らうかのように張りがある。緊張で硬くなった乳首は、繊細な濃いチェリーを連想させる。
紗良の肌は滑らかで美しく、白い肌と乳首を囲む濃い乳輪のコントラストが際立っていた。
男性スタッフは、紗良の胸の弾力に感嘆し、息をするたびに揺れるその美しさに興奮した。
部屋の空気は欲望で満たされ、誰もが紗良の露わになった胸に釘付けになった。
紗良は羞恥心と興奮が入り混じった感情が血管を駆け巡るのを感じる。
手で体を隠そうとしたが、無駄だった。動くたびに、露出した肌への注目が集まるだけだった。
「お願い、やめて」と嗄れた声で囁いた。
荒い呼吸の音にかき消され、声はかろうじて聞こえた。
子分「おわーーー!おっぱいポロリ!おっぱいポロリ!」

紗良「…何で…」
田中「いいねいいね!恥ずかしくなったぞーーー!」

田中「よし。次は下半身行ってみようか」
子分「下半身!?テンション上がってきた!テンション上がってきた!」


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