けむりが濃く立ち込めるシン・湯けむりの宿
楓月庵の温泉は、2人きりになった葉月とオレナルドの熱気でさらに熱を帯びていた。
スタッフと莉緒、千尋が気を使って退場した後、オレナルドは葉月の頰に優しく手を当て、ゆっくりと唇を重ねる。
濃厚なキスは、最初は優しく探るように、徐々に激しくなる。
葉月の唇がオレナルドの舌を受け入れ、互いの息が混ざり合う。

彼女の裸体は、ふっくらしたウエストと控えめな胸が湯の熱で火照り、恥ずかしさと恋心で震える。
「ん…オレナルド…。」
葉月の声は、湯けむりに溶け込むように甘く漏れる。
キスの余韻に浸る間もなく、オレナルドは葉月を抱き上げ、彼女の華奢な身体を軽々と持ち上げる。

葉月は本能的に彼の腰に脚を絡め、熱い抱擁で応じる。
2人の肌が密着し、湯のぬくもりがさらに高ぶりを煽る。
「葉月…君の身体、完璧だ。」
オレナルドの声は、金曜ロードショーの日本語吹き替え声優のように優雅で、葉月の耳元で囁く。

彼女の心臓は、今日の羞恥とプロポーズの興奮で爆発しそうだったが、今は純粋な恋の炎に変わる。

「私も…あなたが欲しい…。」
オレナルドの愛のソードは、湯のぬくもりでぬるぬると輝き、葉月の密壺にゆっくりと受け入れられる。
まさに炎の剣のように熱く、彼女の内側を満たす瞬間、葉月は背を反らせる。
「あっ…!」
彼女の声は、湯けむりに響き、恥ずかしさと快楽が混ざり合う。

オレナルドは腰を振り、小刻みにジャンプしながら彼女を抱え、肉体がみっちりと絡み合う。
愛の音が、湯の水面に波紋を広げ、響き渡る。
葉月のふっくらしたウエストがオレナルドの手に沈み込み、控えめな胸が彼の胸板に押しつけられる。
彼女の自然な陰毛が、湯のぬめりと混ざり、2人の動きを滑らかにする。
「頭が…沸騰しそうだよー…!」
葉月の叫びは、生活感のある柔らかな身体が恋の炎で溶けていくようだ。

オレナルドの動きは激しさを増し、葉月も脚を強く絡めて応じる。
湯の熱と2人の息遣いが混じり、温泉全体が愛の渦に変わる。

やがて、2人は同じタイミングで叫び、頂点に達する。
「あぁっ…オレナルド!」
葉月の声が湯けむりを切り裂き、果てる。

オレナルドも低く唸り、彼女を抱きしめる。
葉月は幸せな表情で半ば失神したように、オレナルドの胸に寄りかかる。
湯の縁に座り、互いの息を整えながら、彼女の目は恋の余韻で輝く。
「これが…私の運命…。」

莉緒と千尋は、脱衣所でモニター越しに2人の愛の瞬間を覗き、涙を拭う。
「葉月…本当に幸せそう…。」
莉緒が嗚咽を漏らし、千尋が頷く。
「おめでとう、葉月…私たちも、いつかこんな恋を…。」
2人は後ろめたさを胸に、葉月の大逆転を心から喜ぶ。
群馬の控室では、万由がスマホで栃木班の配信を食い入るように見つめる。
「葉月さん…このオレナルド、プロポーズから一気に…! でも、何かおかしい。」
彼女は次郎の退場とオレナルドの動きをメモし、内心で疑念を燃やす。
「涼香さんの失踪、田中の組織…この『愛のドラマ』、絶対仕組まれてる!」
東京のモニター室では、田中が映像を見て汚らしい声で笑う。
「ケケケ! 愛のクライマックス! 視聴者数、最高だぜ!」
湯けむりの中、葉月の恋は炎のように燃え上がり、万由の正義は新たな闇に迫る。
栃木の温泉は、愛と陰謀の渦で、頂点に達していた。


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