82.移民流

小説

店舗Cのルームは、異国語の笑い声で満たされていた。

移民の男たちは、ベッドの上で縮こまるれいを囲みながら、低く何かを話し、時折下品に笑った。

意味はわからない。ただ、その笑い方が、獲物を前にした獣のそれに近かった。

れいの身体はすでに全裸にされ、薄く手入れされた陰毛が照明の下で震えている。

彼女は両腕で胸を隠し、膝を寄せて股間を守ろうとしていたが、男たちの手がそれを許さなかった。

一人が彼女の足首を掴み、軽く開かせる。別の男が、れいの太ももの内側に指を這わせた。

「や……やめて……!」

れいの声は震えていた。涙が頬を伝う。彼女は必死に身体を縮めようとしたが、肩を掴む手がそれを阻む。

そのとき、男の一人が腰から大きな刃物を抜いた。

鉈に近い、幅広で分厚い刃だった。照明に当たると、鈍い光を放つ。男はそれを軽く振り、刃の重さを確かめるように空を切った。風切り音が、ルームに短く響く。

れいの呼吸が止まった。

刃先が、自分の太ももに近づいてくる。

男は笑ったまま、刃を彼女の太ももの内側に沿わせるように動かした。

皮膚に触れるか触れないかの距離。冷たい金属の感触が、肌のすぐそばにある。

「……っ」

れいの全身が強張る。頭の中で、刃が振り下ろされる光景が勝手に浮かんだ。太ももが切り裂かれ、膝から下が床に落ちる。足首を掴まれたまま、足が切り離される。血が噴き出す。男たちは笑いながら、次は腕だと指を差す——。

そんな想像が、瞬きする間に頭を埋め尽くした。彼女の喉から、声にならない息が漏れる。目が大きく見開かれ、涙が止まらない。

「やめて……切らないで……!」

掠れた声が出た。男たちは外国語で何かを言い合い、また笑った。

一人がれいの手首を掴み、ベッドに押し付けたまま、大きな刃を彼女の肘の近くに近づける。刃先が、皮膚のすぐ上でゆっくりと動いた。

れいの身体が小さく跳ねる。切断される。手足を失う。

その恐怖が、裸にされていることよりも、股間に手を伸ばされていることよりも、深く彼女を貫いた。カメラは、その震える身体と、大きく見開かれた目を、容赦なく捉え続けている。

【コメント欄】

「れいちゃん全裸キター!」

「移民軍団ヤバすぎ」

「刃物でかい……」

「もう逃げられない」

「事件になるぞこれ」

「れい、見たくないけど目が離せない」

移民の一人が、れいの股間を弄る

同時に、もう一人が大きな刃を彼女の太ももの根元に近づけたまま、笑っている。

れいの目から、さらに涙が溢れた。声にならない「やめて」が、喉の奥で潰れる。

彼女は震えていた。

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